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は 「ハマったら とことんつぎ込む その性分 笑われようと 関係ないね」
miko2 19 page of おたく人一首かるた(どっちだよ!)をつくってみよう!
女がどさりと倒れ、カランと乾いた音が終わりを告げる。
そこにいるのは勇者と魔王、そして倒れた魔法使い。これが最後の戦いならば劇的な展開だろうが、現代なんだからそんな事は関係ない。

「悪かった、こんな事に巻き込んで」

俺は彼女に謝った、勇者が魔王に、頭を下げて謝った。
denneko 7 page of 彼女に勇者だと告白した
迫る女、迎える女。
棒立ちの男、振り下ろされる棒。
ストーカー女の攻撃は魔王によって弾かれ、すかさず男が取り押さえにかかる。

「あぁ勇者様、私のもとに…」
「……もう、もう付きまとわないでくれ!魔王でも何でもいいから助けてくれ!!」

その言葉に女は腰を深く落とし、まっすぐ女を突いた。

かいしんの いちげき!
denneko 6 page of 彼女に勇者だと告白した
「冗談じゃない!悪いまた今度!」
「ちょっ、ちょっと!」
俺は必死でその場から逃げ出した、あんなストーカー女…もう二度と関わりたくないのに何で俺のことを勇者だとつきまとうんだ?
何が血縁だ、何が因縁だ。どう見ても厨二的な電波かメンヘラーじゃないか、本当に冗談じゃない!
逃げてやる、逃げ通してやる。あいつは警官を2人倒してるんだ、その内と言わず必ず捕まる。
彼女はアレでも強い、あんな女なんかに遅れは取るまい。また明日、改めて仕切り直せばいい。


俺は、2人が見えなくなるまで、ひたすら、ただひたすら……

「私が、勇者様を護るのよ。だから…!」

逃げた。

………

後日、俺の言っていた『明日』は来なかった。
代わりに俺は警察の取調べを受けている。身元参考人と言うやつだ。

彼女が死んだ
そして、女が捕まった。

警察は俺があの女と付き合っていて、浮気をしたものだから逆上して、襲いかかったと見て執拗に調べてくる。
そうじゃない、本当にあいつは、あいつは俺の日常に土足で上がりこんで、引っ掻き回し、挙句の果てに人まで殺しやがったんだ。
何が因縁だ、血縁だ、おまわりさん!あの女を死刑にしてください!あの、俺を狂わせた悪女を、魔女を死刑に、火あぶりだ!磔刑だ!アハハ、アハハハハアハハハハハh!!!!!!

「勇者様は、魔王に狂わされてしまったのよ。あぁ、神様……」

我らに、救いを

BAD END
denneko epilogue of 彼女に勇者だと告白した
「実は俺、勇者なんだ。」
「頭大丈夫?」

……

ざんねん! おれのこくはくは ここでおわってしまった!
denneko epilogue of 彼女に勇者だと告白した
俺はそんな彼女を強く抱きしめ、もう一度聞いた。

「こんな俺でも、いいのか?」と

彼女は答えた。

「魔王は勇者に倒されるんでしょ。だけど…」
「その先魔王がどうなったかなんて分からないじゃない」
彼女は柔らかな笑みでそう答えた。

今思えば、俺はこの笑みに惹かれて彼女と付き合い始めたんだ。
そのやわらかな笑みに似合う温厚な性格、大和撫子と言っても差し支えない彼女。
俺が、そんな彼女に…トドメを刺されてしまった。
denneko epilogue of 彼女に勇者だと告白した
「やっぱり魔王と話しても埒が開かないわ」ストーカー女が棒を振り上げる、よく見ると伸縮式の物干し竿だ。
「ちょっと、ぼーっとしてないで…」ごにょごにょと彼女が耳元でささやく、マジでやる気かこの女も
「やらなかったら勇者の盾使うから、いい?」いやそれ冗談に聞こえないよ!
denneko 5 page of 彼女に勇者だと告白した
「さぁこんな穢らわしい魔王なんて殺して私と結婚しましょう」不穏なこと言い出したよこの人「待ちなさい!大体彼嫌がってるじゃない。それに、どこでそんな約束取り付けたのよ」「祖先の宿縁よ」「ふざけないで」おじいさん、貴方のせいで俺は今修羅場に巻き込まれてます…
denneko 4 page of 彼女に勇者だと告白した
「見つけた、私の勇者様!」「誰よこの女」誰も何も無い。最近俺の周りを付けているストーカー女だ。いつも物干し竿を持って『自分は魔法使いだ。魔王に気をつけて』と言ってるので警察に相談して離してもらってるはずなのに「魔王の手下は私が倒したわ」「国家権力役に立たねぇ!」
denneko 3 page of 彼女に勇者だと告白した
「実は俺、勇者なんだ」こんな事言うつもりはなかった。勇者なんて世間一般ではぶらぶら旅してタンス漁ってイザという時だけ頼られるだけの便利屋だ。普段は逆に疎まれるそんな男なんて…「…早く言ってよ、ずっと待ってたんだから!」彼女が抱きつき、告げた「私が、貴方の魔王よ」
denneko 2 page of 彼女に勇者だと告白した

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