Send a message Send a message

g_Dik83's novels

recent pages RSS





「ハッピーバースデーなのです!!」




と、隠していた紙袋を渡しました!





「驚きました。これを渡すためにわざわざ?」




「当たり前だろ、友達なんだから」


「お友達、なのです!」





五月女さんは以前、ふぅーが護衛していた方でもあるので今回のお祝い…とても嬉しかったのです。




五月女さんは紙袋の中身を確認すると、とても喜んでくれました!




「蜉架と2人で選んだんだ。」




「2人とも、ありがとう。大事にします」





オレンジ色の夕暮れに照らされた教室で、私たちは楽しくお話をして五月女さんのお誕生日をお祝いしたのです!





「終生、『五月女さん!


ハッピーバースデー」なのですっ!!』













あとがき

すんません!!!分かりにくくてすんません!!!
プレゼントの中身はご想像にお任せということでww←無責任

終生くんのお祝いなのに皇蜉要素でちゃって…
すんません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
g_Dik83 2 page of おめでとう、私達の大切な人。





5月15日。







今日はあの方のお誕生日なのです!




そう!ふぅーが以前、護衛していた五月女 終生さんのお誕生日!






いまはわけあって違う方にお付きしてるんですが…その方も五月女さんとクラスが一緒で仲がいいみたいなのです!




「蜉架、荷物もったか?」



この方がいま、ふぅーがお守りしている青葉皇呉さん。



五月女さんにプレゼントを渡すべく、皇呉さんといまから会いに行くことになっているのです!




「大丈夫です!ちゃんと確認してあります!」




「そうか、じゃあいくぞ。ん。」






皇呉さんはふぅーに向けて手を差し出していたので、ふぅーはその手に自分の手を重ねて五月女さんのところへ2人で向かったのです!




まだ3年生の教室にいるそうなので、外からソーっと覗くと五月女さんは何やら片付けをしているようです。



帰る準備でもしているのでしょうか?






皇呉さんは扉を開けて、「終生」と声をかけると五月女さんはこちらに目を向けて「どうしたんですか」と首を傾げてこちらに歩み寄ってきました。





「まあ、とにかく中に入って話をしよう」





そういってふぅーと皇呉さんは教室に入り、ふぅーは とある荷物を背に隠しました。





「あお…皇…呉、もうすぐ下校時間だけど何か用が?」





五月女さんが名字で呼びかけようとした時に皇呉さんは一瞬 んん?という顔をしたけど…名前で呼ぶようにとでも言っているんでしょうか?



なんだかお二人は仲がいいようで、ふぅーは嬉しいです!




「終生、今日誕生日だろ?」



「五月女さん、今日はおめでたい日なのです!」





皇呉さんが笑うと、ふぅーに合図をしてきたので、
g_Dik83 prologue of おめでとう、私達の大切な人。



気がつくと 上には白い天井。





「ん、やっと気が付いたか。」




薄っすらと目を開ける彼女。



「こ、こは……」




「ここは赤軍の領地の中にある救護施設だ。」




上を見上げて あの秘密のことを思い出していた。





「ま、何があったか知らねーけど元気出せって。俺は久能一樹。お前は?」



体をゆっくりと起こし、



「あ…夏央……。」




そっか、よろしくな、と笑う久能一樹。



「さて、と。俺はまだ仕事が残ってるし戻るとするか。ま、ゆっくりしてけよ。俺の知り合いってことになってっから。」




そう言い残し救護室から去っていった。



彼が去ったあともう一度、体を横にして ふぅ…と小さくため息をつく。





また会えたら…ちゃんとお礼を伝えようと思った。





とりあえず今は、まだ…少し、…眠ってた、いから…。














ごちゃごちゃすいませんっ!
文章能力なんてなかったんです!!!!←


g_Dik83 3 page of 学生戦争


雨が上がった昼下がり。

バシャバシャと水溜りを蹴りながら。



「しつこいっ……スね…!」




彼女は自軍の仲間に追われていた。



秘密ヲ知ッテシマッタカラ。




とにかく彼女は走り続けた。


必死に走っていたとき、ふっと気がつくと。



崖に追いやられていた。


モブ「観念しろ、夏央。」


モブ2「仕方ないだろう…?お前は知りすぎたんだ」


モブ3「大丈夫、…お前は事故で死んだことになるから」



ここまでか、と思うと同時に こいつらに殺されるぐらいなら自分で…と後ろの崖を確認する。


「あんた達に捕まって殺されるぐらいなら…」



ふっ…と崖の外へ身を投げる。



「自分で命を絶つ」



白軍たちは崖を覗いて、もう生きてはいないだろうと判断して自分の領地へ帰っていく。




白軍1年、夏央。死亡ーーー






崖の下では。


「…っげほ!っ…が…。木が、あって…助かっ、たっす…」



彼女は奇跡的に生きていた。

あの時、崖下を確認した際に木が覆い茂っていたため、一か八かの勝負で掛けたのだ。



『 あ〜でも全身痛いっす…。それに、ここは… 』



落ちた場所は領地が変わっていたようだ。



- 赤軍領地 -



原則ルールとして 敵の領地へ入ってはいけないことになっている。




「どの道…殺され、る運命っ…て こと、っす…か」



どんどんと意識が遠のく中、人影が視界に薄っすらと映る。




「おーい、お嬢さん。なんで赤軍の領地で虫の息になってんのー」


その男はチラッと上を見て自己解決した。



「あー上は確か白軍領地だったか。…とりあえずこんなところで死なれても後味悪いしな。」


「……っ!?!」

急に持ち上げられハッと驚く。


その男はヒョイっと彼女をお姫様だっこで抱える。


g_Dik83 2 page of 学生戦争



夏央ちゃんと関係をくませてもらったので
少しだけ?書きます(^ω^)



g_Dik83 prologue of 学生戦争
琥雪side




「奇遇だな。俺もアンタを知りたいと思った」






そういって自軍へと帰っていく彼を私は最後までこの場所で見送った。




また明日、





そういった彼は本当にまた来てくれるのだろうか。





そんな淡い期待を、私は信じてもいいのだろうか。



息がし辛い…。この気持ちがまだ何なのか分からないけど
それも彼が教えてくれることになるのだろうか。




私は…彼を信じてもいいのだろうか。




そして私もゆっくりと自軍へと帰ることにした。




-----






1年後






いつもの場所へ、いつもの時間に。






いつもの時間より少し過ぎ、急いであの場所へと向かう。


もちろん既に彼の姿があった。




「恭、ごめんなさい。仕事が…



「俺も今 来たところ。」




こちらに振り返る。






私たちはお互いのこと、過去のことや ここに来るまでの話をたくさんした。





そして ゆっくりではあったけど、この気持ちが 恋だということが分かった。



「 走ってきたのか?頬が赤い」





彼は私の頬に両手をそえる。




「少しだけ。」





私も彼の手に自分の手を沿える。




彼の手は冷たかった。




「恭、いま来たところ、なんて嘘でしょ…?手がこんなに冷たい…」




「嘘じゃない。ゆっくり来たからな、それで冷えたんだろう」





彼は前に比べると丸くなった…ような気がする。





「そう…なら いいのだけれど」






「気にしなくていい。ちゃんと会えたんだから」



彼は優しい。
私を人として見てくれる。


「そうね…。…ただいま」


「おかえり」



敵軍同士、秘密の関係。






神様、どうか私たちを…見逃してください。




g_Dik83 7 page of 出会い
シノside



まさか、いるとは思ってなかったから。



その後ろ姿は雪のようで儚く散ってしまいそうな…


そんな気がした。








「 私も貴方に会えないかと思って。」









偶然にも彼女と同じことを考えていたとは。





なんだか…似ているような気がして。




もう一度だけ会えればと思ったんだ。





「 奇遇だな。俺もそう思ってた」





相手に背を向け、自軍へ帰ろうとする。



「待って!」



彼女に呼び止められる。


「何か用?」




「私……あの、貴方のことを知りたいの」






少しビックリした。



が。


驚いたことはもう一つ。





「…奇遇だな。」



「え…」




「俺も白銀琥雪のことを知りたいと思った」






お互いこの場所へ誘われ、お互い相手に興味を持った。




「 ここで会うことは誰にも言うな。一応、敵軍だからな。会うときはあの時の小屋で。 」



相手はコクン、と頷く。



「また明日、」


俺は一言残して彼女に背を向けて歩き出した。





はぁーと息を吐くと 白い息が舞い上がる。





「 俺を変えてくれるのかもしれないな……」




そんなことを思いながら その場を去った。
g_Dik83 6 page of 出会い
琥雪side



彼と別れて、一度だけ 小屋の方へと振り返る。



「東雲恭…不思議な人。なんだか、他人じゃないような…そんな気がする。」



そして私はゆっくりな足取りで自軍へと戻った。



ー数日後ー




東雲恭と別れて、数日。




また会えないかと思うようになる。



しかし、彼は黒軍で自分は白軍。


裏切りなどあってはいけないと分かっていても…




「 ……彼のことは名前しか知らない」



デスクで書類を纏めながらボソッと呟く。




あの場所へもう一度行こう。



あそこへ行って会えるというわけではないけど、なんだか落ち着かないから行くだけでも行ってみよう。



自分の羽織を持って 足早にその場所へと向かった。









「…いつもここは雪が降ってる」



はぁーと息をはくと白い息が舞い上がる。




「ここにあるのは雪だけ。誰もこないし 秘密の場所みたい」



開拓中のため、ここに人が近寄らない。



ここにきたことによって 気持ちがスッキリすると思ったけれど、むしろ モヤモヤしていることに気づく。



「何してんだろ…私、馬鹿みたいね。」



帰ろうと思った瞬間、後ろから




「白銀琥雪?」



後ろから 聞いたことのある声がした。


ゆっくり振り返るとそこには



「東雲、…恭?どうしてここに」



彼は辺りを見渡す。



「アンタがいるかと思って」



「な、…。」


「アンタこそ、こんなところで何してる」



まさか、会えると思っていなかったらから。



「……私は。………私も…貴方がいないかと思って」




彼は フッと笑うと 奇遇だな という。

私に目線をやると


「会えるとは思ってなかった」


といって 背中を向ける。
g_Dik83 5 page of 出会い


「情け?かけるわけないだろう。俺は医療班だから、」


彼女は深くため息をついて ありがとう と小さく呟いた。


「 私のことなんて…放ってくれててよかったのに」

「 生きているやつを放っておくなんて後味が悪いだろ」


ゆっくりとこっちを見ると

「私なんて…もう汚れきってる。仲間を見捨ててここまで逃げてきたんだもの。」


「それが正しい選択じゃなかったのか」


「そうね…。私はまだ死ぬわけにはいないから。」


それから何時間、彼女と話した。

彼女の過去のこと、現在のこと。


不思議と俺のことは聞いてこようとしない。



「敵軍なのに、私の話なんかして…」


「聞かなかったことにしておく。」


「そうね…もう、会うことはないだろうから」




少し寂しそうにして 目の前で服を着替え出す。


「もっと警戒すればどうだ。」


「別に気にしないからいいの。…東雲恭、本当にありがとう」


彼女は完治していない体で 小屋の扉をあけ、帰ろうとする。


「白銀琥雪、その命を無駄にするなよ」


自分でも、どうしてこんな言葉をかけたのか。今でもわからない。


「ありがとう。もう迷わないから」

その一言を残し、自軍へ帰っていった。


「もう迷わない、か…。」
g_Dik83 4 page of 出会い
シノside


医療班であるため、戦場にいる怪我人を治療してた。

今日は…黒軍と白軍か。白軍の負けは確定だな…。


至る所に怪我人がいるため、俺は少し離れたところまできていた。



すると、虫の息になっている女が 静かなこの場所で血だらけになって倒れていた。

「雪……」


その女は重傷な割には 落ち着いているようすだった。まるで、死を覚悟しているかのように。


「おい、そこで倒れている女」


赤い瞳がこちらをみる。



白い髪に映える赤い瞳。
一瞬だけ、魅入ってしまった。

だが、本当に一瞬で 自分の仕事を思い出す。


「そこでなにをしている。」


何も答えない。


「重傷、だな。死ぬのか?」


その問いかけに、微笑んでいるように見えた。

すると、その女を静かに目を閉じる。


俺はその怪我人を抱きかかえ、誰もいない小屋に運び込んだ。



最低限の治療を施し、自分の白衣を彼女に着せる。


彼女の服は汚れきっていたため、洗濯でもして置いておこう。


2日、3日と待ったが目を覚まさない。


4日目の昼、やっと目を覚ます。



「ん……貴方、は…。」


「黒軍3年、東雲恭」



ハッとした様子でベッドから無理矢理 体を起こす。


「敵軍だからと言って、お前を殺したりしない」


「…敵軍だと分かって、何故 助けたの」




悲しい目で見てくる彼女は いつかの俺と…。

そんなわけない、か。



「怪我人がいたから助けた。それだけだが?」


「…負けた相手に情けをかけたつもりなの?」

g_Dik83 3 page of 出会い

Jump to the previous novels Jump to the previous novels