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「時代がキルミーに追いつくまで未来に行くんだ」  (SF, 1 author, 1856 views The author wishes to write this novel alone.) RSS

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  • tawasimonn
  • 2 page

気が付くと僕は、ショッピングモールに立ち尽くしていた
驚くのはそれだけじゃない。
ショーウインドウに映る若者の姿、それはまぎれもなく若いころの僕自身だったんだ。
そして、目の前にはかつての恋人。あれほど時が経ったのに、若々しい姿のままの幼馴染がそこにいた。
時間は不可逆。それは絶対だって、かつてはそう思ってた。
「チャーリー、私のこと愛してないの?」
でも例外があったんだ。たったひとつの例外が。
そうそれは、それこそが、
唯一無二の絶対解、たった一つの冴えたやり方。
僕がすべてを賭してまで求めた「キルミーベイベー」だったんだ。
「わかってる。また「ひみつだよ」って言うんでしょ。いつもそう」
一体今はいつで、ここは何処なのか。
そんなこともうどうでも良かった。
「好きだ。君が。殺したいほど」
僕は彼女の手をとり、123で踊りだす
目眩を振りほどいて、456でも踊りだす
いつまでふたりでいるのかな
おいしくできたらいただきます
しらないままでもいいのかな
ほんとのきもちはひみつだよ
秘密だよ

おわり

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  • tawasimonn
  • 1 page

22世紀の米国に、時間旅行をしようとする若者がいた。
「時代がキルミーに追いつくまで未来に行くんだ」
恋人は必死になって彼を止めた。
「私のこと愛してないの?」
時間旅行は一方通行。未来へ行けば二度と戻って来れない。
「ひみつだよ。でも君もやるならカモカモ」
若者は恋人を振り切って時間旅行へと出かけた。
24世紀ーまだ時代はキルミーに追いついていなかった。
32世紀ーまだ時代は追いついていなかった
59世紀ーまだ時代は・・・
時間旅行の弊害か、はたまたいつの間にか時間が経っていたのか、いつしか若者は老人となっていた。
686世紀ーそして老人は気づいた。
「そうか・・・キルミーは三次元平面に囚われない・・・現在過去未来、
時間も場所も関係なくただそこにあるもの・・・いつもオンサイト」
全てを悟った老人は笑った。そして呟いた
「キルミーベイベー」
「あんだと?」ドーン!!
銃声が響いた。
未来の言葉でそれは酷い侮蔑の言葉だったのだろうか?
今となっては確かめる術もない。
老人は凶弾に倒れた。
死にゆく老人の脳裏にかつての恋人の言葉が響く。
(私のこと愛してないの?)
「ひみつだよ・・・」
最後の言葉が、唇からこぼれた。
老人の意識は深い深い谷間へと落ちていく。
(もう、やり残したことはない・・・キルミーベイベー!・・・神のもとへ・・・)
(キルミーベイベー!!・・・キルミーベイベー!!!・・・キルミーベイベー!!!!)
ドーーーーーン!!!

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