twitnovels: 「時代がキルミーに追いつくまで未来に行くんだ」http://www.twitnovels.com/9513506022世紀の米国に、時間旅行をしようとする若者がいた。 「時代がキルミーに追いつくまで未来に行くんだ」 恋人は必死になって彼を止めた。 「私のこと愛してないの?」 時間旅行は一方通行。未来へ行けば二度と戻って来れない。 「ひみつだよ。でも君もやるならカモカモ」 若者は恋人を振り切って時間旅行へと出かけた。 24世紀ーまだ時代はキルミーに追いついていなかった。 32世紀ーまだ時代は追いついていなかった 59世紀ーまだ時代は・・・ 時間旅行の弊害か、はたまたいつの間にか時間が経っていたのか、いつしか若者は老人となっていた。 686世紀ーそして老人は気づいた。 「そうか・・・キルミーは三次元平面に囚われない・・・現在過去未来、 時間も場所も関係なくただそこにあるもの・・・いつもオンサイト」 全てを悟った老人は笑った。そして呟いた 「キルミーベイベー」 「あんだと?」ドーン!! 銃声が響いた。 未来の言葉でそれは酷い侮蔑の言葉だったのだろうか? 今となっては確かめる術もない。 老人は凶弾に倒れた。 死にゆく老人の脳裏にかつての恋人の言葉が響く。 (私のこと愛してないの?) 「ひみつだよ・・・」 最後の言葉が、唇からこぼれた。 老人の意識は深い深い谷間へと落ちていく。 (もう、やり残したことはない・・・キルミーベイベー!・・・神のもとへ・・・) (キルミーベイベー!!・・・キルミーベイベー!!!・・・キルミーベイベー!!!!) ドーーーーーン!!!Sat, 18 Nov 2017 02:42:51 -0000「時代がキルミーに追いつくまで未来に行くんだ」 (page 2)http://www.twitnovels.com/tawasimonn/97315038気が付くと僕は、ショッピングモールに立ち尽くしていた 驚くのはそれだけじゃない。 ショーウインドウに映る若者の姿、それはまぎれもなく若いころの僕自身だったんだ。 そして、目の前にはかつての恋人。あれほど時が経ったのに、若々しい姿のままの幼馴染がそこにいた。 時間は不可逆。それは絶対だって、かつてはそう思ってた。 「チャーリー、私のこと愛してないの?」 でも例外があったんだ。たったひとつの例外が。 そうそれは、それこそが、 唯一無二の絶対解、たった一つの冴えたやり方。 僕がすべてを賭してまで求めた「キルミーベイベー」だったんだ。 「わかってる。また「ひみつだよ」って言うんでしょ。いつもそう」 一「時代がキルミーに追いつくまで未来に行くんだ」 (page 1)http://www.twitnovels.com/tawasimonn/10094504722世紀の米国に、時間旅行をしようとする若者がいた。 「時代がキルミーに追いつくまで未来に行くんだ」 恋人は必死になって彼を止めた。 「私のこと愛してないの?」 時間旅行は一方通行。未来へ行けば二度と戻って来れない。 「ひみつだよ。でも君もやるならカモカモ」 若者は恋人を振り切って時間旅行へと出かけた。 24世紀ーまだ時代はキルミーに追いついていなかった。 32世紀ーまだ時代は追いついていなかった 59世紀ーまだ時代は・・・ 時間旅行の弊害か、はたまたいつの間にか時間が経っていたのか、いつしか若者は老人となっていた。 686世紀ーそして老人は気づいた。 「そうか・・・キルミーは三次元平面に囚わ