• tawasimonn
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22世紀の米国に、時間旅行をしようとする若者がいた。
「時代がキルミーに追いつくまで未来に行くんだ」
恋人は必死になって彼を止めた。
「私のこと愛してないの?」
時間旅行は一方通行。未来へ行けば二度と戻って来れない。
「ひみつだよ。でも君もやるならカモカモ」
若者は恋人を振り切って時間旅行へと出かけた。
24世紀ーまだ時代はキルミーに追いついていなかった。
32世紀ーまだ時代は追いついていなかった
59世紀ーまだ時代は・・・
時間旅行の弊害か、はたまたいつの間にか時間が経っていたのか、いつしか若者は老人となっていた。
686世紀ーそして老人は気づいた。
「そうか・・・キルミーは三次元平面に囚われない・・・現在過去未来、
時間も場所も関係なくただそこにあるもの・・・いつもオンサイト」
全てを悟った老人は笑った。そして呟いた
「キルミーベイベー」
「あんだと?」ドーン!!
銃声が響いた。
未来の言葉でそれは酷い侮蔑の言葉だったのだろうか?
今となっては確かめる術もない。
老人は凶弾に倒れた。
死にゆく老人の脳裏にかつての恋人の言葉が響く。
(私のこと愛してないの?)
「ひみつだよ・・・」
最後の言葉が、唇からこぼれた。
老人の意識は深い深い谷間へと落ちていく。
(もう、やり残したことはない・・・キルミーベイベー!・・・神のもとへ・・・)
(キルミーベイベー!!・・・キルミーベイベー!!!・・・キルミーベイベー!!!!)
ドーーーーーン!!!

tawasimonn prologue of 「時代がキルミーに追いつくまで未来に行くんだ」
(SF, 1 author, 349 views The author wishes to write this novel alone.)

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