Send a message Send a message

tyks_zip's novels

recent pages RSS

立入禁止区域と書かれた標識が目に入った。
その先に広がるのは一見ただの廃墟街だが、もう少し奥へ進めば四年前の爪痕がまだ残されているのだろう。
未だにあの怪物達が現れ続けている以上、善良な一般市民はこの辺りに近付くことすらしないが。
「やはりここからでは見えないね」
隣で区域の風景を見ていた友人が寂しそうに笑う。
思い出の地を一目見られればと思ったのだが、やはり無理なようだ。
しばらく辺りを見渡すと、中学生くらいの短髪の少年が目に入った。立入禁止区域の側でうろつく人間を怪しんでいるのか、睨んでいるようにも見える。年頃や大人びた表情から見て、恐らくはボーダーの防衛隊員なのだろう。
私は友人に目配せすると、少年に敬礼し、その場を立ち去った。
背後からは、今日も轟音が響いていた。
tyks_zip epilogue of ♥♥♥♥♥
擦る度にいやらしい音を立てるそこは、小さな肢体を転がして体位を変える程に一体化していく。空いた手で彼自身を扱いてやると更に密着し、私の息子を昂らせた。こうなったら止まらず、畳の上に白濁を吐き出したのを見届けると、私も獣のように畳み掛けた。



それからどれくらい経っただろうか。畳にはいくつかの残骸が捨てられ、その中心には果てたように横たわる彼がいた。
鬱憤を全て晴らし満足した私達はそろそろお暇しようかと動き出した時だ。
「もう少し付き合ってもらう」
辛そうにゆっくりと起き上がる、しかし当初の精悍で冷たい表情を取り戻した彼がそう告げた。
私と仲間は顔を見合わせた。
―――なんていやらしい子だ。
こうした経験で目覚めてしまう子もたまにいる。彼もその一人なのだろう。―――そう、思った。

少年は自分が着ていた服から何か棒状のものを取り出し、そして、民家の外からは何者かが現着を伝える声が聞こえた。
tyks_zip 6 page of ♥♥♥♥♥
気分が乗ってきたところで、ポケットに忍ばせていたローションに手を伸ばした。ネジ式の蓋を捻り指に垂らすと、ひやりとした感触が拡がる。それを蕾に分けてやれば、あっと甘い声が上がった。
恥ずかしかったのか目を側めていたが、構わず解していると呼吸が一層荒くなっていく。堪えているつもりなのだろうが仲間のものを咥えている口からはたまに嬌声が漏れてしまっていた。
しばらく弄っているとその門はすっかり気を許し、太い男の指を3本も咥えてなお物欲しそうにひくつくようになる。私ももう限界だ。
仲間には悪いが、私が目を付けた少年である。私が初めてを戴くのも道理というものだろう。
指を抜き、代わりに一皮被せた私のものを充てがう。丁寧に向き合った甲斐もありすんなりと飲み込んでいく。根元まで隠されるまでそう時間はかからなかった。
中は熱くゴムごと潤滑剤のように熔けてしまいそうで、しかし窮屈に締め付けるその空間はとても心地の良いものだった。掴んだ腰の細さに背徳感を覚えつつも力強く打ち付けてやると、その度に堪えきれなかった甘い声が上がる。
tyks_zip 5 page of ♥♥♥♥♥
ベルトを弛めると、初めてやめろと静止の声が入った。勿論そんな命令は無視してそのままズボンを脱がすのだが。
心底不快そうな、軽蔑した眼でこちらを睨んではいるが、プライドが高いのか子供らしく暴れはしない。その鍛えた足で股間でも蹴りつければいいものを、同性としての情けなのか、脚を閉じるだけのささやかな抵抗しか見せない。
その風貌、立ち振る舞い、全てに性欲と加虐心を煽られ、私の息子も図らずも臨戦態勢をとっていた。

無地のシンプルなボクサーブリーフを取り上げられ、自由になったそれは顔に似合わず立派なものだった。
紅くおいしそうな姿に思わずむしゃぶりつくと、独特の香りが口の中に拡がる。舌に感じるその質感はすっかり大人のそれだ。
苦しそうに息を吐く彼のいやらしさに耐えきれなくなったのだろう、仲間が自分のものをその口に押し込んだ。頭上からは低い水音が響く。
私は口は噛み付かれそうで苦手なのだが、「あ~、イイ、口ン中あったけえ、すげえイイ」などと甘い感想を洩らす仲間の声を聞いていると、やはり羨ましいものはある。
彼はその気になったのか諦めたのか、一切抵抗する素振りを見せない。相変わらず私達のことはゴミでも見るような瞳で睨んでくるが。
tyks_zip 4 page of ♥♥♥♥♥
160cmにも満ちていないであろうその身体は、想像以上に引き締まってはいたが、それでも軽かった。
適当に侵入した民家には布団等は残されていないようだが、幸いにも畳張りの部屋がある。後処理のことも考えなくて良い。
立入禁止区域には建物も当時のまま放置されている。つまり、そういう場所には困らないのだ。

冷たい双眸が私を捉える。防衛隊員には大人びた子供が多いとは聞いていたが、なるほど、見知らぬ中年に組み敷かれてもさほど動じず、反撃の機会を窺っているようだ。
「一応言っておくが」
低い声が凛と響く。
「ここは立入禁止区域内だ。ボーダー以外の立入は禁じられている」
私達が何故ここにいるか、これから何をするか、全て察しはついているのだろう。
単なる業務連絡のような語調でそれだけを口にした。
その台詞が合図であったかのように、合流していた仲間が彼の股間に手を乗せる。正面にいる私を睨みつけるその双眸、不快感に歪んだ幼くも精悍な顔立ちは性欲を刺激した。
服越しに太腿を撫ぜると、連れ込むべく抱き上げた時に感じた腹部と同じくよく引き締まっていて、日頃から鍛えているのが感じ取れた。将来有望なものだ。
悔しそうな声を出すものの、股間は着実にズボンを押し上げている。
tyks_zip 3 page of ♥♥♥♥♥
この街で四年前といえば、誰もがかの大侵攻を思い出すだろう。特に被害の大きかった地域は立入禁止区域とされ、今でも侵略者によってその爪痕を増やしているのだと聞く。
戦闘により轟く爆音に慣れてきたとはいえ、四年前を体験したまともな市民ならば近寄りもしない。この辺りをうろつくのは大概が区域の中心にある防衛施設の職員や隊員達だ。もしくは肝試しの若者達か良からぬことを企む輩か―――かく言う私も後者であるが。

しばらく区域の外をうろつくと、一人の少年が目に入った。
中学生くらいだろうか。小柄で華奢な身体は到底怪物と戦えるようには見えないが、テレビ等で見掛ける防衛隊員にも同じくらいの女の子がいるし、そういうものなのだろう。真っ直ぐに職員用通路へと向かっていく。
その堂々とした姿は凛々しく頼もしく―――湧き上がる感情を抑えつつ、私は彼に声をかけた。
tyks_zip 2 page of ♥♥♥♥♥
風間さんの夢小説です♥♥♥
tyks_zip prologue of ♥♥♥♥♥
「悪い、今日サッカーの助っ人頼まれた」
またか、頭を下げてる姿すらかっこいいなぁ、なんて、ぼんやり考えながら歌川くんの頭を見つめた。
スポーツも勉強も出来て、ただでさえ常に周りに人がいるような彼は、ボーダーとして活躍していることもあり、なかなか一緒にはいられない。
頼もしくて優しいところも彼の魅力で、人気があるのは仕方ないことだと思う。
だから、こうやって話して、気にかけてもらうだけでも充分に贅沢なことなのだ。
それは、分かってるのだけど。
「……ごめんな、あんまり一緒にいられなくて」
不満が顔に出ていたのか、再び謝られてしまった。
別にいいよ。そんな歌川くんが好きなんだから。
本心の中から、差し支えないところだけ言葉にする。
寂しいとか、もっと傍にいたいとか、そんなことは伝えるべきじゃないと、下手くそな笑顔の下に隠した。
「……明後日の午後なら、防衛任務もないから」
頭に、ふわりと温かい感触が拡がる。
「放課後、時間はあるか?」
もちろん、空けとく!
珍しい提案に、思わず声がはずんだ。デートなんていつ以来だろう、いや、一緒にいられる約束が出来ただけで嬉しい。
喜びを隠せない私を見つめ、元々タレ目な彼の目尻が、ほのかに下がる。
優しい笑顔も、大きな手のひらも、立ち去る背中も、とても大人っぽくて、爽やかで、かっこよくて。
蒼く澄んだ空の下、始業のチャイムが響いていた。
tyks_zip prologue of ♥♥♥♥♥
ボーダーの本部長様は、今日も忙しいらしい。
合鍵で入った部屋は、布団の乱れこそあるものの綺麗に整っていて、彼のことだから帰って寝るだけの生活をしているのだろう。
やっとかち合った今日も、19時から21時の間しか一緒にいられない。
ちょっとだけ期待して早めに来て準備を済ませたものの、時計はもう58分を指している。
忙しいのは分かってるんだけど、つい溜息が出てしまう。1分1秒でも長くいたいのに。
「ただいま!」
どんどん暗くなる私に、明るい声が響いた。
ちょっと息を切らして、額に汗を滲ませた彼が、迎えに出た私を抱きしめてくれる。
これだから、どんなにおあずけされても許してしまう。なんてずるい人なんだろう。
「いい匂いがするな」
うん、私忍田さんを想ってがんばったんだよ!
ごはんと、味噌汁と、魚と、煮物と。あまり料理が得意でない私の、精一杯の手料理を食卓に並べる。
「お、うまそうだな!」
いただきます、と手を合わせて味噌汁を啜る。はぁ、と幸せそうな顔をするのが可愛くて、愛しくて、嬉しくて。
「うん、うまい」
毎日飲みたいくらい?なんて冗談めかすと、照れくさそうに頷く。
なんて幸せなんだろう。
食べて、片付けて、寄り添うだけで終わってしまう時間だけれど。
「お陰で、また頑張れるよ」
私達の時間は、少しずつ積み上げられていくのだ。
tyks_zip prologue of ♡♡♡♡♡