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zig5z7's novels

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ま 「またこれ?」と 言うなよそれは 保存用 実用はこれ こっちは鑑賞
miko2 24 page of おたく人一首かるた(どっちだよ!)をつくってみよう!
坂井の足の間を8の字に通って油断させたところで、社員証だけひったくって数m飛び離れた。

「あ、こら!」
ごめん坂井、これは俺が持ってないと後で上司に取りついでもらえない。
そういうわけで資料は頼んだぞ。資料には社外秘未満のものしか入ってないし、悪いけど俺は急ぐんだ。
maccotsan 10 page of 総理大臣になった猫
しゃがんだ坂井の胸ポケットから携帯が滑り落ちる。
坂井の手より早く携帯をくわえ上げて、資料の上に落とした。
これだ。これ使え。使え。

「…」
そうだ、それだ。
「…」
そうそう。そのまま。そうそうそう。
「……あ、おはようございます。坂井です。朝早くにすみません。いえ先日はこちらこそ。ところでダンナさんはご在宅でしょうか」
違う!

「そうですか…あのですね、今、ダンナさんの手帳を拾いまして」
「ええ、ええ、ですよね。やっぱりもう向かってますよね」
「じゃあ、これは今このままお持ちします。会社にも電話しておきますね」
「あ大丈夫です、今日は外回りなんで。ええ、名刺入ってますね。わかります分かります。近いですよ」
「ははは、後で言っときます。いえいえ。ええ、また今度ぜひ。では失礼します」
そうか、この展開は悪くない。荷物は坂井に持って行かせよう。

maccotsan 9 page of 総理大臣になった猫
「ナーォ!マァーォ!!」
これでも、坂井、と叫んでいるつもりだ。

坂井に駆け寄り、前に回り込みながら背中の荷物を振り落として地面にぶちまけた。

そのまま手帳を開き、驚いて固まってしまっている坂井を見つめながら、裏表紙に入れてあるネームを前足で何度も踏みつけた。
そして大げさにネームを見つめ、また踏み、改めて坂井を見て「にゃあ!」と言った。
坂井の驚きが不審さに変わり、さらに興味に変わったのを感じて、一歩下がって座ってみた。

「榊原太一郎?お前、太一郎んちの猫か!?」
間違いではないが、どちらかというと、太一郎そのものだ。
「えー。俺に。手帳。あいつ猫なんか飼ってどうしろと。何かの資料。大体なんで俺が誰だかわかってるのかお前は多分この今日の会議の資料わかるんだ。ええー??」
お前が一番わかっていない。頼む、もうちょっと整理して考えてくれ。
この状況では酷だとは思うけど。
maccotsan 8 page of 総理大臣になった猫
誰かが俺に手を伸ばしてきた。

「あらあらかわいそうに、いたずらされて」
やめろ!俺はとっさに飛び退いて威嚇した。
「そんなお荷物しょわされてどこまでお使いかしらね、はいはい大丈夫よ」
そういうことか。さっきからみんなが俺を見てにこにこしてたのは、猫だからというだけじゃないんだな。
しかし、背負っている資料を取られてしまうと会議に差し支える。

その時、俺は視界の隅に知人の姿を捉えた。
maccotsan 7 page of 総理大臣になった猫
歩き出そうとして、はたと止まった。

いつもなら玄関を出て右へ進めば駅なのだが、この体で自動改札を通れるだろうか。通れたところですんなり電車に乗れるとは思えない。
右に行った最初の角をまた右でバス停…もダメだろう。タクシーも論外だ。もちろん自転者には乗れっこない。

くわえた定期を郵便受けに入れておこうと思って塀に飛び乗ったはいいが、口が郵便受けまで届かない。
なんでこんなものまで持って出ちゃったんだ。
定期を塀の上に置き、なんとなく匂いをかいでからとりあえず家のほうに放り投げておく。

しょうがない、走るか。
塀と隣家との隙間に飛び降りたら、隣家の飼い猫が出窓から不審そうにこっちを見ていた。
maccotsan 5 page of 総理大臣になった猫
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「Matter owe i seem a show」
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…? ごぅ せぃ いっちおぉ、ああそういうことね…そうですね。ありがとうございました。
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「go say itch oh, R E got to go they math」
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